2006年10月18日(水)
フリースクール日記2
続「ドアの外へ ~ひとりの青年の旅立ち~」
前回の続きになってます。
その後彼が直接相談に通うことになりました。
彼にはいろいろなこだわりがありました。
カウンセリングを進める中で、
その感じ方、考え方、敏感性などひとつひとつ話し合っていきました。
病院へ紹介し、診断していただきました。
診断名をつけてもらうことで、本人が落ち着くというケースも多いように思います。
でも彼は障害は治らない、そんな僕はと考え
自殺を図ってしまいました。
「強い紐を」という彼を見つけて、
お母さんから電話がありました。
彼を一人にしておくことに危険を感じ、
病院に一時保護をお願いしました。
5つの病院に断られました。
自殺念慮の青年を受け取るわかにはいかないという理由でした。
精神科医の知人に連絡して、やっと、満床だが、
話は聞けるという病院をみつけることができました。
2時間もお話を聞いてくださり、
薬も出していただき、彼は落ち着くことができました。
翌日、急遽カウンセリングをすることにしました。
私のところにカウンセリングに来る日に自殺を決行した理由を
彼はこう話してくれました。
「母が必ず自分を呼びにくる日だから発見されるのが早い」・・・
「もう死ぬのはやめました。ご迷惑かけてすみませんでした」
その後彼は私の高校で高校の単位をとり、
自動車の運転免許を取り、今働き始めました。
かれが彼自身の手で、ドアを開け、
外に出てくるまで多くの時間と人の手が必要でした。
引きこもって3年、外に出るまでに3年。
でもこの数字はまだ短い方だと思っています。
5年間で多くの子どもたちと接してきました。
多くのことを学びました。
多くの子どもたちの気持ちを知りました。
今思うことは、このことを多くの方に伝えたいと思います。
前回の続きになってます。
その後彼が直接相談に通うことになりました。
彼にはいろいろなこだわりがありました。
カウンセリングを進める中で、
その感じ方、考え方、敏感性などひとつひとつ話し合っていきました。
病院へ紹介し、診断していただきました。
診断名をつけてもらうことで、本人が落ち着くというケースも多いように思います。
でも彼は障害は治らない、そんな僕はと考え
自殺を図ってしまいました。
「強い紐を」という彼を見つけて、
お母さんから電話がありました。
彼を一人にしておくことに危険を感じ、
病院に一時保護をお願いしました。
5つの病院に断られました。
自殺念慮の青年を受け取るわかにはいかないという理由でした。
精神科医の知人に連絡して、やっと、満床だが、
話は聞けるという病院をみつけることができました。
2時間もお話を聞いてくださり、
薬も出していただき、彼は落ち着くことができました。
翌日、急遽カウンセリングをすることにしました。
私のところにカウンセリングに来る日に自殺を決行した理由を
彼はこう話してくれました。
「母が必ず自分を呼びにくる日だから発見されるのが早い」・・・
「もう死ぬのはやめました。ご迷惑かけてすみませんでした」
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外に出てくるまで多くの時間と人の手が必要でした。
引きこもって3年、外に出るまでに3年。
でもこの数字はまだ短い方だと思っています。
5年間で多くの子どもたちと接してきました。
多くのことを学びました。
多くの子どもたちの気持ちを知りました。
今思うことは、このことを多くの方に伝えたいと思います。

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所在地 愛知県
「りんごは青い」と言った子どもに、教師が「りんごは赤いものだ」と正した話を聞きました。感じ方は一人ひとり違ってあたりまえですし、実際、青いりんごもあるのです。
普通とは何でしょうか?人と違うとは何を意味するのでしょうか?その子は翌日から学校へ行かなくなりました。一般的であれば、誰にも理解されやすく社会の中では生きやすい、そういうことかもしれません。しかし、形にはめて強いるものではないのです。みんなと違ったものを排除する。そんな傾向が多く見られるような気がします。
排除されたこの中には、案外個性を伸ばして大成する子もいるかもしれません。しかし、生き方を身につけていない未熟な魂は、方向を失ってさまよいます。
そんな子どもたちを「放ってはおけない。救わなくては。」と、校内で暴力をふるったひとりの問題児を引き受けたのがきっかけで、ついに自宅を開放して、フリースクールを始めました。
今までに関わってきた子どもたちはこの5年間で、530人を超えました。「死にたい」と言い続けてリストカットを繰り返す少女や、「誕生日に自殺する」と宣言する少年など。悩む原因が何なのか分からないこともあります。
しかし、そんな彼ら、彼女たちにも、たった一人の、たった一人の一緒に悩み、考えてくれる人が居れば、安心して眠ることができるのです。
私たちはそんな子どもたちを「家族」として迎え入れ共に悩み、共に考えながら活動を続けています。
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