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クツナ先生のカウンセリング日記

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2007年12月
まだ発見されていない、または診断されていないアスペルガーの子どもたちや青年の人はかなりいると思われます。私たちの池の原メソッドによって面接すると、かなりの確率で診断されるようになりました。診断されてそれからが大きな発展です。多くの人は自分が何か人と違うと思っています。何がどう違うのかよくわからないけど、何か違うと彼らは伝えてくれました。大事な仕事に就いている人は「こんな私でいいのでしょうか?」と言われた方もありました。「そのあなただからいいのです。大事な仕事にきっと理解ある役割になっておられると思います」と答えました。
 人はみんな個性があっていいのです。個性が大事なのです。不登校や高校中退の生徒さん達も皆すごく良い個性があります。その個性をどう伸ばすのかが大事なのです。勉強が嫌い、そう苦手な漢字、算数もあったり,でも、何か好きなものには集中できるという個性がある人々です。好きなことはやるんですと悲しそうに言うお母さんたち。好きなことを見つけている人は本当に幸せなのです。来年の大学との連携は私たちの学校でまた自分を探して輝いてくれる人との出会いになれるような気がします。
新しい年まであと少し。来年には、また2人の若者が、スクールに来てくれます。20代の青年です。私たちは彼らの家での滞在をひきこもりと言う言葉では表現してほしくないと思っています。社会に合わないということは何でしょうか。社会ではない、多くの人間と合わせることが苦手な人々は、会話するのに時間がかかります。会話に神経を使います。だから、外に行くことに疲れてしまって、もういいと自分の部屋に入ってしまう人もいます。彼らのことを理解してあげると、本当に社会に必要な人々だとわかります。自分の道探しはなかなか自分一人ではできません。理解してくれるこうした周りの人を早く見つけて、自分の行く道を見つけてほしいと思います。得意、不得意がある人です。みんな同じです。頑固さは時にはこだわりもあります。そのこだわりは、人に迷惑をかけなければいいのです。みんな必要な人です。来年から大学卒業の資格も取れるようになります。自分の道を見つけてほしいですね。
きれいと言う言葉はあいまいな言葉だとこのごろ私自身も思えてなりません。きれいと思うのは、確かに人それぞれの感情ですよね。ついこの間、私が旅をした時のことです。函館の夜景とか、香港の夜景に劣らぬ「きれいな」夜景のホテルに泊まりました。ところが、その人は見事な夜景を見える窓にカーテンが。私はその閉じられた部屋に入った時、「この部屋からはとてもきれいな夜景が見えるのですよ」とカーテンを開けました。すると、
「一度見たからもういいです」とまた再びカーテンが。
 私にはきれいに見える夜景も、人によってきれいにみえるかどうか、確かに違って当たり前ですね。きれいなことのものさしは人によって違う。それぞれがそれぞれであっていい。おいしいも悲しいもいろいろな感覚やら心の感情で決まるのです。個性ある人たちの、個性を大切に生きる道を、こうして探りながら生きています。人にはきれいに見えるものでも、興味のない人人には、単なる景色です。それでいいのです。
集団が苦手の人があります。人の中にいるだけで緊張してしまうし、気分が悪くなってしまいます。人々の声も気になるようなら、もっと集団の中が苦手になります。そのような仲間がいっぱいいるのですが、その仲間の存在を知らないと一人きりの部屋の中に自分の世界を築いていき、・・それは実にそんな人々の価値がわからないというだけのことで、そのような人々の輝く場所を知らないだけで、もったいない貴重な存在ということを、早く多くの人に知ってもらいたいですね。このブログをどのような年代の人が見てくださってるのかな?25日にはまた時間が作れますので、またその時更新しますね。他県に講演に出かけます。集団といっても、自分の仲間を見つければ、集団の苦手さは克服できますから。
これはアスペルガーの中の触覚過敏によるものだと思われます。これは感覚過敏の中の触覚過敏で、人に触られると極端の敏感な体は拒否反応を示します。結婚をしている女性なら、これもまた大きな問題を呈しています。今日も講演会でお話してきましたが、小学生や保育園に通う子供たちの中で、「先生にたたかれた」「友達が殴った」という子がいます。どの強さで触られたのか、確認が大切だと思います。その行為が殴られたものか触ったものか、言葉の解釈が違いますので、正確に理解してあげることが大切です。「触られるのは苦手です。でも触りたいのです」というようなことを話してくれる人もいます。こういう個性を理解してあげて下さい。
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kutsuna
所在地 愛知県
「りんごは青い」と言った子どもに、教師が「りんごは赤いものだ」と正した話を聞きました。感じ方は一人ひとり違ってあたりまえですし、実際、青いりんごもあるのです。
 普通とは何でしょうか?人と違うとは何を意味するのでしょうか?その子は翌日から学校へ行かなくなりました。一般的であれば、誰にも理解されやすく社会の中では生きやすい、そういうことかもしれません。しかし、形にはめて強いるものではないのです。みんなと違ったものを排除する。そんな傾向が多く見られるような気がします。
 排除されたこの中には、案外個性を伸ばして大成する子もいるかもしれません。しかし、生き方を身につけていない未熟な魂は、方向を失ってさまよいます。
 そんな子どもたちを「放ってはおけない。救わなくては。」と、校内で暴力をふるったひとりの問題児を引き受けたのがきっかけで、ついに自宅を開放して、フリースクールを始めました。

 今までに関わってきた子どもたちはこの5年間で、530人を超えました。「死にたい」と言い続けてリストカットを繰り返す少女や、「誕生日に自殺する」と宣言する少年など。悩む原因が何なのか分からないこともあります。
 しかし、そんな彼ら、彼女たちにも、たった一人の、たった一人の一緒に悩み、考えてくれる人が居れば、安心して眠ることができるのです。
 私たちはそんな子どもたちを「家族」として迎え入れ共に悩み、共に考えながら活動を続けています。
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